VTuberが一過性のブームで終わらなそうな理由5選!さくらみこ、兎田ぺこら、人気者の未来は?

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VTuberといえば、最初は「なんだこれ? アニメキャラがしゃべってるぞ!」という軽い驚きから始まりましたよね。2017年頃、キズナアイが「バーチャルYouTuber」として登場し話題を集めて以降、その存在は急速に広まりました。現在ではVTuber全体の視聴時間が年間数十億時間を超えると言われ、多くのリスナーが彼らの配信を日常の一部として楽しんでいます。え、これって一過性のブームじゃないの? と思ったそこのあなた。実はVTuberは単なるブームじゃなく、それどころか未来のエンタメの大黒柱になるポテンシャルがあるんです!今回はその理由を5つ、解説します。

1. 中の人がいるから、人間味がバツグン!

VTuberとアニメの大きな違い、それは「中の人」の存在です。アニメはセリフとストーリーが決まっていて、一度見ればおしまい。話を広げるなら劇場版を待ったり、小説版で補完したり。でもVTuberは違います。リアルタイムでトークを楽しめるし、そのトークの中で彼らの個性や成長が感じられる。例えば、ホロライブ所属の人気VTuberさくらみこさんは「世界のアソビ大全」五目並べの初配信で「敗北RTA」と言われる23秒の早業で爆笑をさらいましたが、その後のメンバーとのコラボ配信ではゆっくりながらも成長した姿を見せています。同じく人気Vtuberの兎田ぺこらさんは、人気ゲーム「モンスト」や「ポケモンカードの開封動画」で神引きを繰り返し「(インチキ)やってますね?」「やってない」の応酬で、まるで友達同士のように軽口を叩き合う姿は多くの人を惹きつけています。失敗して悔しがる様子や、アドリブで名言を生み出すなどの生きた反応が魅力です。過去の自分の失敗談や経験談を語るVtuberも多く、配信の裏に人生が見え隠れするのがいい所なんですよね。今やたくさんのVtuberがいますので、あなたの共感できるライバーも見つかるはず。中の人の人間味が感じられるからこそ、「推し」という感覚が生まれます。この推し文化、簡単には廃れませんよ!

2. ジャンルの多様性がハンパない!ゲーム実況に歌枠配信

VTuberってひとくくりにされがちですが、実は中身は超多彩。「ゲーム実況」はもちろん、「ASMR」「お悩み相談」「歌ってみた」「バーチャルコンサート」、時間帯でも「深夜系」「朝配信」などなど、ジャンルは無限大。しかも、今後のニーズに応じて進化する柔軟さを持っています。

今はゲーム実況が主流なイメージはありますが、”癒し”を求める層が多いのでASMRも人気ですし、未来では”教育系VTuber”や”職業体験型VTuber”がトレンドになるかもしれません。え? VTuberが先生や職業ガイドに? 実際、ホロライブの儒烏風亭らでんさんなどは、学芸員としての資格も持ったうえで、様々な美術館とコラボをし、敷居の高い文化を幅広い層に広めることに大きな役割を果たしています。今後は、より専門性の強いライバーも登場しニーズに応えていくのでしょう。教育や医療など様々な現場にまで進出していくことが予想されます。お笑いレジェンド明石家さんまさんがVtuberとしてこっそりデビューし、白上フブキさんや宝鐘マリンさんなどのトップVtuberと絡んだことは話題にもなりましたよね。色んなジャンルへの無限拡張性があるからこそ、VTuber界の未来は明るいと言えるでしょう。

3. 孤独を埋める最強のデジタル友達

独身世帯の増加に伴い、人々が求めるのは「会話の相手」。VTuberはその需要にピッタリです。配信を見ながらコメントを送ると、それに反応してくれる。まるで自分もその会話に参加しているような感覚になれます。また、隙間時間や空いた時間を埋めるツールとしても非常に優秀で、短時間で気軽に楽しめる点も大きな魅力です。

「え、でもそれってただの配信でしょ?」と思うかもしれませんが、このインタラクティブ性がキモ。特に、生放送中に自分の名前が呼ばれるなんて、小さなことだけどものすごく嬉しいですよね。その瞬間、自分が配信の一部になったような感覚を味わえます。また、リスナーのコメントのやりとりも活発で、「自分だけじゃないんだ」と感じられる共感の場にもなります。VTuberの中にはファンから送られたイラストやメッセージ、さらには切り抜き動画を紹介し、感謝を伝えることもあります。こうした双方向のつながりが、孤独感を抱える現代人にとって大きな癒しとなり、VTuberがまるでデジタル友達のような存在に感じられるのです。よくアニメと比べられるVtuberですが、私の中ではニコ生時代からつづく配信者というイメージですね。

4. 収益構造が豊かすぎる!スパチャだけじゃない

YouTubeやTwitchの規約が変わってもVTuberは生き残れる、その理由は収益構造の多様さにあります。例えば、よく注目されるスーパーチャット(投げ銭)は収益のごく一部で、メンバーシップ(サブスク)収入やグッズ販売などで莫大な収益を上げているVTuberもいます。YouTube側ではメンシの人数は公開していませんが、推計サイトによればトップVTuberになるとメンシだけで月数千万円なんて人も。今はニコ生時代と違い、配信を通じて収益化する手段が多数あります。様々なプラットフォーム、X、インスタ、ブログ…プラットフォームの規約が変わって収益化が難しくなったとしても乗り越えられる環境は整ってきています。そもそもニコニコ動画時代から「お金が儲からなくてもいい! とにかく自分を表現したい!」という熱量で活動していた人たちが今のVTuberのトップ層ですので、収益関係なく配信という文化は続いていくでしょう。

自己表現の場としての「VTuber」という手法が広がり、一番のリスクであった「個人が特定される」リスクを背負わずにデビューできるという認知が広まった今、この流れが止まることはなさそうです。

5. メタバースなどの今後成長が見込まれる技術との親和性が最強

まだ実感はできませんが、デジタルが現実と融合する世界がやってくるでしょう。メタ社を中心としたアメリカの最先端の企業がVRやAR技術への資本投下に積極的で、今後成長が見込まれる分野です。メガネのようなすぐ手に取れるデバイスでAR・VRを楽しむといったことが身近になれば、その際にはVtuberの可能性は大きく広がります。

例えば、バーチャルライブが現実のライブ会場を超えたエンタメ体験を提供したり、メタバース内でリアルタイムに交流できるVTuberの可能性は無限大。アバターを使ったコミュニケーションが当たり前になる未来では、VTuberが今以上に重要な存在になることは間違いありません。この点では、もうちょっと技術革新が必要なのかもしれません。

結論:VTuberは未来のエンタメの中心!

「VTuberは一過性のブーム」なんて言われた時代もありましたが、彼らは進化し続けています。人間味のあるトーク、無限のジャンル、多様な収益源、そして未来技術との親和性。今回はこの5つの理由を取り上げてみました。VTuberは未来においてもエンタメの中心に君臨し続けることでしょう。

あなたの推しVTuberは誰ですか? コメント欄で教えてくださいね!


余談ですが、筆者もVTuberが大好きです。ただし、スパチャを投げたりガチ恋勢というわけではありません。自分の生活に無理なく、そして双方向性のコンテンツだからと言って迷惑をかけない人間としてのラインを守りつつ、楽しんでいきましょう!

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