
世界中で絶賛された「エンダーリリーズ」の続編
『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』は、前作『エンダーリリーズ』の続編として、2025年1月22日にリリースされた探索型2DアクションRPGです。
本作は、地下に眠る膨大な魔力資源によって栄えた魔法大国「煙の国」を舞台に、人工生命体「ホムンクルス」の暴走によって滅びゆく終末世界を描いています。
ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist
プレイヤーは、ホムンクルスを救済する力を持つ調律師「ライラック」となり、失われた記憶と大切な仲間の行方を探す旅に出ます。
今回、この新作をトロコンまでクリアしましたので、インプレッションを語っていきたいと思います。控えめに書きますが、ネタバレを含みますので、まだ未プレイの方はブラウザバックをお願いします。
※プレイ時間23時間(前作プレイ済み)
ココが良かった「エンダーマグノリア」
前作とつながりを持たせたストーリーや世界観
前作「エンダーリリーズ」の後の世界という事は公式から明言されていましたが、前作キャラクター?の登場はかなりのサプライズでした。前作の「穢れ」と本作のストーリーがつながるのがとてもいいなと思いました。前作ファンの心をつかんでいます。
前作からの正統進化
基本的に前作でよかったところが、120%パワーアップしている印象でした。武器を振った時の残像や光の表現など、もともと綺麗でしたが今作でも幻想的なまでに美しいです。他にも壁から壁に飛び移って複数のマップをまたいで壁を壊すアクションなど、メトロイドヴァニアの中でもぶっ飛んで迫力のあるアクションがあるのが面白かった。
いい匙加減の謎解き要素
アクションやパズルが苦手だったら解けないというようなものはないです。マップで「踏破済み」かを調べて、未踏破エリア内で怪しいと思って調べたら、なるほどなとなる…絶命な難易度のパズルは健在です。どうやって行くんだろう…??となる箇所は私は2か所ぐらいでした。個人的には、もうちょっと難しいアクション要素あってもよかった気がしますね。
いい匙加減のボス難易度
ブラスフェマスの影響か、こういう退廃的な世界のアクションって難しい印象がありますが本作は「適度な難易度」です。初見で倒せるボスもいますし、大体のボスは5~10回以内には倒せたというイメージです。ラスボス(TRUEEND)だけは20回ぐらいやり直した気はします。動きが速すぎるボスや理不尽なボスはいないので、敵をよく見て動けば誰でもクリア可能なレベルです。
ここがオシいよ「エンダーマグノリア」
普通過ぎる
私のこれまでの感想を読んで感じた方も多いでしょう。そう、正統進化すぎて全体的に驚きがないです。高水準にまとまっていますし、バグというバグもないですし、プレイ時間も値段もすべてがちょうどいいです。いい意味で裏切られる要素がなかったというのは期待しすぎだったのかもしれません。
もうすこし難易度が高いパズルアクションがあってもよかった
せっかくたくさんの「スキル」「レリック」「アクション」といった要素があるのだから、それらを組み合わせないと攻略できないようなパズルがあってもよかった。もちろん攻略とは直接関係のない宝箱入手などのステージとして。プレイしていてどうやって進むんだろう?となった場所は、「空中で武器を振る」と滞空ができたり前進できることを利用したり、また「スキル」そのものに含まれる前進移動を活用したりというものだったが、クリア時には脳汁が出ました。こんなパズルギミックがもっとたくさんあってもよかったかもしれない。それこそ「セレステ」のようですけどね。
もっと戦略に幅を持たせてもよかった
私はほぼ全編を通じて「ヨルヴァンの射撃スキル」+「敵にダメージを与えるごとにHP1回復」の組み合わせでクリアしたのだが、まったく問題なかったです。
しかしラスボスに10回ほど挑んで勝てないなと思ったときに、試しに他のスキルを使ってみた。具体的にはいわゆる「カウンター」系のスキルで、言い換えれば敵の技へのジャストガードなのだが、これが新鮮でとても面白かった。しかも結構ダメージも通る。他にも「状態異常」を得意とするスキルキャラクターがいたり、戦略の幅はいろいろあったと思うのだが、それを楽しむ機会はなかった。必然的にレリックも固定の物を使っていました。
これはダメというよりは、もったいないと思った点ですね。
おわりに…評価
「エンダーマグノリア」は、エンダーリリーズの正統進化と言えるでしょう。もともときれいだったグラフィックや音楽などはさらに磨きがかかっています。少し残念だったのは、ラスボス(TRUEEND)が前作の「穢れの王」に比べてインパクトがかなり弱かった点ですね。
今作はダウンロード版であれば3,000円程で購入可能です。難易度もちょうどよく、また昔懐かしのメトロイドヴァニアを現代によみがえらせた名作をぜひプレイしてみてください。
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